2011

主催 中信美術会 松本市美術館

「中信美術会と美術館との主催事業なのだからもう少し美術館の
顔も見えたほうがよいのか、これからの課題だ。
本来この講習会は会員のためのもの、来年はもっと多くの会員に
参加して欲しい。
5日間でこれだけの文化的催事はそうあるものでない、大事にして
ゆきたい。」






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那須委員長

「雰囲気的には、よい講習会だと思った。 毎回楽しみにしている、
という人がいるかわりに、気がついたことなのだが、講習生に新た
な人達が案外少ない様なきがする。
これからの課題なのかな・・・?」

内田先生

「松本は3回ほど来たことがある。仕事ではなくてあそびでね! 
ここの講習生はおとなしかった・・・かな、最までまじめな生徒さんでした。
大学なんかだと一月ぐらいの仕事の時もあるのですが、講習会での5日間は長いですね。 良い制作が出来るかな!」

モデルの山口さん

続いて中山先生が、熱心な人ガ多く、確実に進歩している。 しかし目指すところに終着はないと。 
それから裸婦を描く人も人体というもを見る眼を育てることが必要ではないかと講評された。 ご自身の時間の都合で切り上げられたが、期間中制作された作品を示しながらモデルを一か所で見るだけでなく、遠慮せず近くに寄って見ること、そしてモデルの姿勢を自分でもしてみることにより、筋肉の動きなどしっかりしたとらえ方が出来ると話された。中山先生の講評は、彫刻をなさる人の見かたとして大変新鮮に映りました。

閉講式のあとでの歓談の中で

と、いうことで本年度夏期美術講習会閉講式は終了致しました。

今回の講習会には55名、延べ250名のご参加をいただき有難うございました。 真剣な制作姿勢に圧倒されました。 長時間にわたり講師の先生方にもお礼申し上げます。 そしてモデルの「山口さん」有難うございました。 素敵なモデルさんでした!

続いて那須委員長が閉講挨拶をして、

先ず内田先生が、モデルを見る姿勢が良くなってきたことが収穫である、
と感想を述べられた。これはもちろん描くものの体型姿勢を言っている
のではない。 
そして今回のモデルさんが若く、美しい女性の体を持ったモデルさんで
あったと内田・中山両先生が称賛しておられた。 そして内田先生は、
木炭の使い方の大事さを微に入り細にいり、実例を示しながら丁寧に
講評をなされた。 そのあと個々の出来あがったデッサンの評に入られ
た。
 

閉講式は事務長の挨拶、そして講師の先生の講評がありました。

本年度の中信美術会・松本市美術館主催の夏期美術講習会が7月27日から7月31日まで松本市美術館講座室で行われた。
本年度の受講生は例年の高校生の参加が少なかったが、一般受講者をはじめとして昼夜部で50名を越える参加があった。 執行部、講師の先生のお力添えで、本年も60有余年の伝統ある夏期講習会も無事閉講式を終了した。
 

2011年度夏期美術講習会

盛況の2011夏期美術講習会

(裸婦デッサン講習会)

講 師 内田 充(中美委員) 中山邦彦(中美術委員)

期 日  平成23年7月27日(水)〜31日(日) 5日間
会 場  松本市美術館講座室

中信美術会夏期美術講習会